生け花太郎のブログ

楽しく生け花をしよう 楽しい造型であそぼう

オ-ガスタ-の大葉 着色いろいろ

冬季に傷んだオ-ガスタ-の鉢物を花店よりもらって
広間の窓際に置いた
春からはカ-テンを空けて日光をよくあて
水をやりマグアンプをおいた



もう駄目かと思っていたのに春先から芽を吹て夏にかけて
次第に成長して 遂に大葉が7枚揃った


昨日3枚を切り 今日は又3枚を切った
1枚だけは来春への期待です

昨日は其のまま生けたが 今日は着色した
以前にハランに色を付けて楽しんでいたので
違和感はない
それより色を加えることにより新鮮な驚きがある

いいかよくないかは見る人次第でいいと思います
天然のままがいいと言う人 形は同一でも色が変われば
こんなに別物になるという人もいて
人さまざまで楽しいです

そのままです 清々しいです


今日は予報では晴天でしたが早朝から雨にみまわれました
かなりひどい雨で途中では土砂降り
お陰で色塗りができました


感謝です



白椿が花ざかり 最盛期は今

数日前 椿の季節が始まったとおもい
今日家の裏手にまわってみると
椿が最盛期になっている
初嵐で輪は小さいが 照り葉に純白の花が
重なり合って咲いていた

枝を数本切っていけてみる
椿事態にはただならぬ凄さを感じて魅力的ですが
生けるのは大変です


花よし 葉よし 枝良しと言われ椿 手にとって
よく見ると一つ一つは完璧に造型されている
正しく神さまの作品だ


その完成された神様の作品に人間が手を入れて
更に昇華指せようというのだから
それはたいへんなことに決まっている
素材の前では謙虚にていねいにとりくまなければと
思うのですが なかなか難しいと思います

グリ-ンの大葉はいいなぁ-といつも感じている
ハランを始め ギボシの大葉 以前水芋の大葉を生けたとき
我ながら広い葉の豊かさに包まれたようにあり愉快だった
ですが蓮はやはりベストですね


蓮はあれは神様ではなく仏様のはなですね
花よし 葉よし 実よし 巻葉よし
昔からの生け花作家が感動して何度もなんども
いけたことでしょう











ユ-カリの枯れ枝 蓮の枯れ葉と葛

前線の南下のためか強い風が吹き荒れている
ダムの散歩道は帽子を取られそう
路上には枯れ枝が落ち 椎やかしの実が落ちている
犬を連れた若い人も歩いていた

見下ろす海 一面の白波 今日はカラスの声も姿もない


ユ-カリには向日葵を添えた ユウカリの枯れ葉にグリ-ンが残りやわらかさが加わる
葛に枯蓮は普段に見かける印象がある
ここ山里の林では折れた枝がそのまま木にぶら下がっていたり
絡み合う葛にこの葉が縛られていたりする



時に足を止めてそんな情景を飽きもせずいつまでも眺めている
眺めながら作品のイメ-ジを脳裏に追っていたりする
作品の要素はどこにでも転がっています