生け花太郎のブログ

楽しく生け花をしよう 楽しい造型であそぼう

山茶花が咲き金木犀は匂う

山茶花が咲いては散り、散っては咲いている
桜にしても梨の花にしても地面に重なるようにちる
庭の誇りでもある そして
決して踏まないようにきずかって通りぬける

このころ庭にはむせるような金木犀の強い匂いが広がります
早朝庭に降りるとたちまちこの香りに迎えられて毎度のおどろきです
否でも巡って来た季節を懐かしみます

何時ものことですがいけ終わった後であの枝とこの枝は切る筈だったのにとケチ
な後悔をする


山茶花は暫く咲き続けて風がつめたくなるころまで辺りを明るくしてくれる
そうだ 今日はモズがキキッと鳴いた 見上げた桜の梢に、どこだと探しても
声だけです それでもモズが再来したことが嬉しい



たかねを張るのはもう少し先です

椿が咲き始めたよ

白い椿は初嵐 ピンク椿は名前知らず
今年は少々シ-ズン到来が早いようだ
初嵐はもっとも9月から咲き始めるのだが、、、、

横からの視点

平戸河内峠からの眺め ここは古江湾晴天に恵まれて
爽快な気分です

田平 中瀬草原へ異動 玄界灘をのぞむ 写真左の山は白岳山
正面遠景は大嶌町 電源風車が立ち並んでいる場所ですがこの写真ではわからない


黄変はじめの蓮葉

蓮の葉が黄変はじめて辺りに静かな秋の風情が漂う
百合を添え 蔓を這わせてみる
百合は明るくて少々甘い

我が家の嫁Mさんがつかいのこしの花材の処分にこの森の我が家に持ち込む
捨てたり焼いたりするのだが 時に惜しいものがある
倉庫や軒下において風雨に晒していると
ふととても魅力的に見えてくるものがある


この蔓もそうだし 一昨年は大小の葡萄蔓を長く置いた
時間の経過で当初にはなかった味わいを醸し出したりする
古びていい花材が人知れず醸造されたり 凝ってうま味を見せたりする