ハランとニュ-サイラン
花材(上)蔓 百合 (下)ハラン ニュ-サイラン 百合 りんどう
アンスリュウム
昨夕は気温が急速におちた
バ-は急いでかけ布団の用意 季節の折り目
久し振りの布団が懐かしい
朝方までぬくぬくと温まり満ち足りたと思う
朝は厚手の長袖シャツ 庭を歩いてみて ほんの1日で
季節の入れ替わりを実感
大きく深呼吸 体に新しい季節の息吹が沁みるようだ
この秋庭仕事に生け花と、気楽に頑張ろうと思う
私はハランが好きだ
広い葉の面を平手でなぞったり矯めたりしていると
次第に気持ちが和んでいくのがすばらしい
同時にハランは自分が予期している方向に近ずいてくれる
生け花は直に自然との具体的なふれあいだと
これまでに常常感じてきたことだ
或る時ある人が ハランは嫌いですと言ってきた
それからはハランの扱い方やハランのノ-ハウを
丁寧に伝えた
始めは仕方なさそうにハランを裏表ふきそのご矯めたりしていた
私は無理に押しつけがましくせずともいいと何度も思った
そんなある日 なにぎなく彼女の生ける姿を後ろから見て
おやおやと思った
ハランをためている彼女のてつきが生き生きとして無心である
私はよしよしとおもい 内心ほくそ笑んだ
そんなプロセスがって 彼女の生け花が落ち着きのある
いうなれば深い作品を生けるようになった
華やかさだけがいいのではない 明るく色彩に富んだものが
いい作品ともいえない
この人がその後「ハランはいい花材ですね、、、」と言ってくれたのは
ほんとにうれしいことでした
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